肩こりを解消するための枕を探している方はきっと 【高反発まくら モットン】 の名前と既に出会っているはずです。

私も今までいくつもの枕を使ってきていますが、その中でモットンに対して持っている印象/感想は「肩こりを改善させるための最も現実的な実力派」というものです。これは事実で、実際にモットンを使用することで肩こりや首こりが改善される方が多いこともよく理解できますし、おすすめされているのも頷けます。

しかし私の中での総合おすすめ枕ベスト3に入るものではありませんでした。それはなぜか?というのが一応今回の記事の主題なんですが、それをベースに、

  • 他の枕と比較したときのモットンの立ち位置
  • むしろどういう方にはモットンがよりおすすめできるのか

といった切り口で紹介していけたらいいなと思っています。

言うまでもなく、モットンを含め今回の話に登場する枕は全て私が所持し、実際に長く使っていることを前提としています。

それでは。

おさらい

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まずはモットンがどんな枕か軽く振り返っておきましょう。詳しいレビュー記事は下記へどうぞ。

肩こりのために生まれた高反発枕

モットンは肩こり解消のことを第一に考えて作られた枕だと言っていいでしょう。広告でも元中日ドラゴンズの山本昌さんが大々的に推しているように、スポーツをやる上でも適切な身体を保つ上で素晴らしい効果があります。

ポイントはやっぱり高反発枕であるというところで、今どき「これは高反発枕です!」と全面的にプロモーションしている枕は少し珍しく感じます。少なくともこの価格帯の枕では。

低反発枕が流行してから時間も経っていますが、低反発枕は沈み込みによって意図しない状態になってしまうことが起因して結局「肩こりになりやすい」なんていう風にも言われるようになってしまいました。沈んだら高さも変わるし、形状も変わるので首に負荷がかかる可能性も出てきてしまうということですね。

そこで、しっかりとした反発力を持ってちゃんと頭・首を支える高反発枕に着目したのがモットンというわけです。

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いつものウイスキーですが、この反発力の高さはやっぱりすごいですね。

とにかく計算された形状、高さのままそれがしっかり維持されるので、首が想定しない位置や角度になったりせず、無駄な刺激を防ぎます。これがモットンの基本ですね。

類まれな高さ調節機能がウリ

それだけではただの「硬い枕」ですが、モットンには他に追随を許さないレベルの高さ調節機能があります。

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なんと別売の付属品などを一切使わずに50段階にもわたって高さの調整が可能で、これによって適切に設定した高さで常に反発力を享受できるという仕組みです。

高さの調節も色んなパターンがあって、

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調節に使うシートもこのように数種類存在しています。まさに自分に合ったスタイルを家でじっくり探せるようにしたこの枕は快挙と言えるんじゃないでしょうか。他にも事実上の「無段階調節可能」な枕はいくつもありますが、そのほとんどは中材(ビーズやパイプなど)を自分で適量に調節するというものであり、やや煩雑です。

モットンの一番の人気の秘訣だと思います。

ネット上でも大人気

そんな秘訣をはじめとして、ネット上のクチコミでも大人気です。売れ行きも好調だと思います。

モットンのクチコミまとめ記事を見ていただいても分かりますが、やはり高さ調節機能がキーとなって購入している方も多く、そこが評価ポイントになっているものが多いですね。

ユーザーの声をしっかり聞いて製品に反映させて改良しているということもあり(モットンはもともと「めりーさんの高反発枕」という商品でしたがリニューアルとともに名称も変更されています)、メーカーの真摯な対応も人気の一因となっていそうです。

実際私も商品の付属物や公式サイト、メーカーの雰囲気などを取ってみてもモットンはトップクラスだなと思っています。

他のおすすめ枕と比較したときに分かる「2つの理由」

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しかし私自身は、「モットンを勧めるならその前にもっと他の枕を勧める」ようにしています。

「一体それはなぜなのか?」というのをこのあと2つの項目にして説明してみます。言わずもがなですが、これは私の主観的な感想であって、個人的な意見です。あくまでも「モットンを含む色々な枕を使ったことのある人が勝手に比較をしているもの」だと思って、参考にしてみてください。

1.横向きへの対応力が低い

モットンは基本的に仰向けで寝ることを想定して作られた枕です。

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この形状を見て分かる通り、リバーシブル仕様のどちら側であってもこの窪みに首をあてがって寝るような構図になります。

するとどうなるか。

「横向きになったときもその窪みにハマるように寝なければならない」ということになるんです。もしくはそのまま窪みを無視して左右端に移動すればいいんですが、それも厳しいです。

順番に説明しますね。
まず、これ自体には2つの問題があります。

ひとつは自然な寝返りが阻害されるということ。

そもそも中央部分でしか寝られないということは(ここについてはさらに深く後述します)、中央で仰向けで寝ている状態から自然に左右にコロコロ寝返ろうとしてもいちいち真ん中に姿勢を戻してこないといけないんです。

これは相当大変です。いくら仰向けでの姿勢がバッチリで肩と首が楽とはいえ、人間の睡眠にとって絶対に必要である寝返りが無意識的に、そして自然に行えないとなると身体が感じるストレスはけっこうなものです。

さらにそれに関連してふたつめ。

そもそも仰向けでの首の最適化状態と横向きでの首のリラックスできる位置、角度、姿勢は異なります。

ということは、仰向けで寝ているときのあの形状ではやはり横向きになったときは自然になれていないということになるんです。

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公式サイト上でも数少ない横向きの画像として上記のようなものがありますが、この状態では首が感じる違和感はかなり大きいはずです。実際に私も体感しています。

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例えば テクノジェルピロー では仰向けと横向き時のどちらのことも考えて形状設計がされているので、どちらの姿勢でもその場所にふさわしいフィット感が得られるようになっています。もちろん高さもサイド側が高くなるようになっています(しかも中央部で横向きになってもすごく気持ち良いフィット感があるので、私はテクノジェルピローでは中央でも横向きになってしまいます)。

首元の窪みが仇となってしまっていることがこの比較で分かりますね。

で、先ほど言った「横向きのときでも中央部分でしか寝られない」と言った点に関してです。

私は「身体は仰向けにしながら首だけ左右に倒す」ようなハイブリッドな寝方をするので、中央の窪みを中心にして少しだけ頭が左右へ外れるような状態になります。

ここはモットンを使った最初から思っていたんですが、そうすると横向きになったときにその反発力の強さで真上に戻されるような感じなるんですよね。だるまが起き上がるような、勝手に戻されるようなそんな感じがして、首の座りが悪くて全然横を向けないんです。

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ちょうどこの辺りが「角」のようになっている感じで、もちろん痛くはないですがどうも首に違和感がありました。

私はモットンはリバーシブル仕様の低い方を好んで使っていましたが、高い方で使うとこの現象はより顕著です。よりゴツゴツしていて寝心地も悪く感じました。

まとめると、

寝返りを打つときはそのまま左右の領域を使うor中央で横になればいいのだが、左右では寝心地が悪く押し戻されるような状態になり横を向けず、中央で横になると形状的に首にはストレスがかかり、高さも合わない

というようになり、まさにどっちつかずな状態になってしまっていると感じます。

仰向けで寝ているときの姿勢を最優先にしてしまったためにこのようなことになってしまったのかと思うと、本当に惜しいなと思います。

ここに関連しつつ、2つめの理由に続きます。

2.「寝心地や気持ち良さ」と「肩こり解消」の両立が惜しい

今回この記事で一番お伝えしたい部分はここです。

私が考えるベストな枕とは、「寝心地も気持ち良くて快眠・熟睡できるのに、肩こりや首こりもバッチリ解消できる能力を持っているもの」です。

前段で分かる通り、モットンは寝心地においていま一歩及ばず、という印象なんです。

そもそもこの両立は普通は有り得ません。「気持ち良いのにしっかりと首もサポートしてくれる」なんていう夢のような枕があるとは思えませんもんね。

でも、あるんです。

この両立に関していえば、 スリープマージピロー と先ほども登場した テクノジェルピロー がトップにいるでしょう。

この2つの枕に関してはちょうど徹底的な比較レビューを行っているので、ぜひ下記の記事を読んで「寝心地と肩こり解消の両立」について深く知ってみてください。ちょうどこの2つでお悩みの方にもおすすめの記事ですよ。

これら別の枕との細かい比較は本筋からずれるというのと、両立の件に関しては上記記事でも分かるということでここは先へ進ませていただきますね。

で、話は戻ってもうちょっとだけ続きます。

先ほどは「横向きで寝るときの不都合」に関して多くお話したのでそこがメインと思われていることと思いますが、実はそれは仰向け時での寝心地も含んています。

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モットンは高反発枕であるがゆえ、当然仰向けで寝ているときもその硬さを感じることになります。

「かたい」にも色々あって、もちろんモットンの硬さは石のような硬さなどではなく頭を乗っけても痛みなんか当然ないですし確かに気持ちの良いものですが、テクノジェルピローのフィット感やスリープマージピローのモチモチ弾力性には敵いません。

あくまでも「あー、首をしっかり支えてくれるための反発力だな」という感じはずっとあり、ずっとそこに頭を乗せていたくなる寝心地や気持ち良さなどが優先されていないのはすぐに分かります。

しかし肩こりを解消する能力、スキルでいったらやはりモットンはピカイチで、特に仰向けメインで寝ることを考えた場合は素晴らしいものがあります。私がよく「現実的で実力派の枕」と表現するのはこのためです。

そうすると、自ずとモットンがおすすめできる方はどんな方なのか見えてきますね!

モットンを一番におすすめしたい人はこういうタイプ!

というわけで、むしろモットンが一番おすすめな方はどんなタイプなのかご紹介してみます。色々ネガティブなことを言ったあとでアレですが、枕としては最高品質で素晴らしいものですし、以下のようなタイプの方は本当にマッチすると思いますよ。

仰向けがメインの人

当然ですね。まあそもそも私が上で書いた横向きに関する色々な内容が全ての方も思うことであるわけではありませんが、それでも仰向けがメインの方ならこれ以上ピッタリな枕はないでしょう。

あまり寝返りにも興味がない方はまずモットンを選んでみる価値があると思います。

枕の購入で一番不安なのが「高さ」の人

枕の購入でなにが不安かといえば、やはり「その高さが自分に合うかどうか自信がない」というところですよね。

しかしモットンなら安心です。50段階も高さ調節が可能なので、自分に合わないということはまずないです。調節幅は3cm~11cmで、実際には一番高い状態の高い方で12cm程度までいけます。

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さらにこの高さ調節を上手く使える自信があるなら、そのときどきによって自在に調整することもできますから、より大きなメリットとなるでしょう。

高さに怯えて購入を迷う必要がない、というのは枕探しにおいてなによりの背中押しになりますよね。

寝心地とかどうでもいいからとにかく肩こりをなんとかしたい人

私の今回の記事を一言で要約すると、「モットンは肩こりはバッチリ治るけど寝心地は微妙なのでおすすめしない」になりますが、つまり「寝心地は不要でとにかく肩こりを治したい人にはとびっきりのおすすめ」ということになりますよね。

欠点には常に裏返しがあって、それが関係ない人にはメリットだけとなるんです。

買い物の常ですがこれを上手く利用して、モットンで肩こりをなんとかしたい方は、ぜひ!

おわりに

さて、今までの記事にもないほどけっこうズバズバと書いてしまいました。

前述したようにモットンはメーカーさんも本当に素晴らしくて、商品も本当に良いものを作ろうとしていることが窺えるだけに、私もこのように書くのは少々ためらいました。

しかしこれも記事中で書いたように、肩こりを解消する枕としての実力はピカイチですので、モットンにはこれからもその趣旨がブレずに一貫していってもらえると嬉しいなと個人的に思います。

けれど、なによりも、せっかく私のサイトを見に来てくださった方がいるなら、私が思うより良い枕をおすすめしてあげたいというのが根底にある願いです。本文中で登場した テクノジェルピロー スリープマージピロー なら総合的に絶対に後悔させない自信があります!!

これらにもし興味が湧いた方は、この2つの枕の比較記事もぜひ読んでみてくださいね。きっとお役に立つはずです。

それでは、今回もお読みいただきありがとうございました!