「安眠枕」という目的を据えて肩こりをなんとかしたい枕探しをしている方の中には、

の2つで迷っている方も多いと思います。

実際のところ私の中でも、今まで使った枕の中で熟睡できる「安眠枕」を2つ選べ、と言われたらこの2つをチョイスしますね!

というわけで、今回は実際にどちらも長い間使ったことのある私が、この2つで購入を迷っている方に向けて色々と比較をしていきます。枕としては全然違う性質のものなので、自分の好みが分かってしまえば比較的決断は簡単なはず。ぜひお役立てください。

メインとする目的をよく考える

まずは各枕のおさらいがてら、概要をざっくりまとめて紹介してみますが、今回はその流れで「枕を新しく購入する目的」もしっかり見直しておきましょう。

なお、詳しい各レビュー記事を読みたい方は以下からどうぞ。

六角脳枕は徹底的な爆睡を実現してくれる稀有な枕

【六角脳枕レビュー】肩こりも改善できる斬新な安眠枕としておすすめ!

色々なところで同じことを書いているので繰り返しになってしまうのですが、とにかく六角脳枕は信じられないほどの爆睡を実現してくれる枕なんです。

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この凹凸構造が寝返りを促進してくれる、いや、もっと言うと「勝手に首をコロコロさせてくれる」のですが、これが "電車での揺れ" を再現してくれているんですよね。

あんなにうるさくて寝心地も悪そうな環境なのに、人って適度な揺れがあると爆睡してしまうようなんです。一説では赤ちゃんとしてお腹の中にいるときを思い出すとかなんだとか…(あんまり信じてないです笑)。

とにかくこの発想は奇をてらいすぎているかと思いきや、びっくりするほどの大成功です。私も今でも驚愕します。というか、色んな枕を使ってきたからこそ「こんな枕が本当に実現できているなんて」とより思う感じですね。

たしかにその分、初めて中央の凸部に頭を乗せたときの違和感は慣れにくいと思います。眠りに落ちるまでの落ち着かない感じは六角脳枕の唯一のデメリットだと私も思いますが、気付くと翌朝になっており、熟睡していたことが分かります。

結果として、たくさん寝返り(頭や首の移動)を行っていたことで首の緊張が固まることがなく、肩こりも必然的に解消される、という流れです。

さらにまだあります。

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横向きになったときにだけ接する凹部には適度なひんやり感を感じさせてくれる素材が内蔵されていて、「ずっと温かくなりすぎず、ずっと冷たくなりすぎず」の適切な温度管理を施してくれます。

寝ているときに頭部周辺の温度が高くなると、意識的にも寝苦しいばかりか、無意識的にもかなり眠りが浅くなることが分かっています。冬もです。身体、特に足は温めて良いですが、頭は涼しいと驚くほど熟睡できるようになるんですよ。

それをこの凹凸構造を上手く使ってまたもや実現しているのが六角脳枕です。まさにハイテクな機能尽くしといったところでしょうか。

大きな特徴はこれくらいになりますが、ここまでで分かるように、六角脳枕はとにかく熟睡できるような機能と仕組みが濃縮されている枕で、その結果として肩こりも解消されちゃうよ、というようなイメージです(実際には枕としても十分首のサポート力があると思っています)。

つまり六角脳枕のまとめはこうなります。

独自の機能をふんだんに盛り込んで、とにかく安眠・快眠・熟睡できるようなものを目指した枕

スリープマージピローは気持ち良さで安眠を実現するが、その真髄は首と肩の楽さ

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対してスリープマージピロー。

この枕の安眠ポイントはなんといってもこのモチモチ感です。

いつもだったらこの「他の枕にはない沈み込み方と反発力」について力説するところですが、今回は「安眠」というところに絞るとポイントはここ1つです。

この柔らかいのにしっかりと反発力を持つモチモチ感がとにかく気持ち良いのです。

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私はこれを「弾力性」と呼んでいるのですが、頭を乗せたときに文字通りまわりがふわっとして包み込んできてくれるんです。この寝心地は他の枕では体験できなくて、病みつきになりますよ。

で、ここまでなら「単にそのふわふわモチモチが気持ち良いので安眠できますよ」というような流れになりますが、そんなにレベルの低い枕ではありません。

このモチモチ感がシームレスに移動することで常に首のまわりの無駄な隙間を埋めてくれて、不必要な負荷や刺激を与えないようにしてくれるのです。

要は、どんな姿勢で寝ようがしっかりと首を支えるように埋めに来てくれて、どんな姿勢でも楽に寝られるということ。しかもモチモチで気持ち良い。

さっきは説明を省いてしまっていますが、スリープマージピローのこの柔らかさは、「柔らかいのにしっかりと反発力がある」という本来なら有り得ない両立がなされているため、首や頭を支える力自体もそもそもバッチリあるんです。

私がなぜスリープマージピローをこのサイトでもここまで推しているかというと、この「寝心地などの気持ち良さと、肩こり/首の痛みの解消がバッチリ両立できている」からなんですよね。

というわけでまとめは。

安眠枕なんですが、その実は肩こりを解消してくれる実力派枕

というわけです。

さて、ここまで両者の特徴をざっと振り返ってきましたが、ここまでで分かったことは…。

どちらも安眠枕だが、最終的な到達点はやや異なる

既に浮き彫りになってきていますが、六角脳枕とスリープマージピローは最終的に享受できるメリット(到達点)が少し異なっています。

それぞれの枕を使う目的
  • 六角脳枕:
    あくまでも熟睡すること。睡眠自体の質を上げること
  • スリープマージピロー:
    気持ち良さは表面的なものに留まり、肩こりや首こりを現実的に解消すること

こういうイメージになります。

ですので、この2つで迷われている方はまずこの時点で1つ結論が出せると思います。ご自分が優先したいものがきっとあるはずですから、このタイミングで選ぶのもそう難しくないのでは?という話です。

とは言ってももちろんまだ細かく検討したい方もいらっしゃると思いますので、次からはそういう比較に参りますよ。

六角脳枕とスリープマージピローを比較!

枕選びの際に気にするポイントとなる項目を主に軸として、各枕を比較していくような進め方にしております。…が、今回はちょっと安眠を意識した項目設定にしてみました。

今回用意したポイントは4つ。

なるべく主観的な感想ベースで話ができるように意識しています(その方が皆様の参考になるかもと思っての考えです)。

1.高さ

まずは高さです。これはどんな比較であっても枕を比べる上ではやはり欠かせないでしょう。

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六角脳枕の高さは7cmです。これは公称値そのままで、凸部のことですね。凹部だと5cm程度になります。

対してスリープマージピロー。

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高い方は12cm、低い方は9cmです。ちなみにこのリバーシブル仕様ですが、スリープマージピローに関しては基本的に低い方は使わないほうが良いと思っています。詳しくはスリープマージピローのレビュー記事で解説しています。

単純な高さの比較だと「スリープマージピローの方が高いですね」で終わりになってしまいますが、スリープマージピローには高さ調節用のシートがあるので…

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これを抜くと、およそ2~3cm下がります。すると高い方で9.5cm、低い方で6.5cmといったところでしょうか。

高さの比較とは数値による良し悪しでは全くなくて、自分の調整範囲にどう収まるか、と考えるのがおすすめです。

つまり、大は小を兼ねる的な考え方で低いものは高さをかさ増しできるので、自分がある一定以上の高さだと困ることさえ分かっていればかなり気楽に選べます。

とは言ってもこの2つはかなり標準的な高さ設定ですね。

六角脳枕は「低かった」という感想をわりと見かけますが、それはつまり自分の好きな高さに設定し直しやすいということ。

スリープマージピローも高さ調節機能があるのはもちろん、そのモチモチ感という特性上高さの許容範囲が他の枕よりも広めです。

ここはあまり深く考えず、他のところで判断できるとベストですね。

2.反発力、沈み込み

寝心地という意味でも肩こりという意味でも大事なところです。見ていきましょう。

まず抑えておきたいポイントとして、六角脳枕は低反発枕です。つまり詰め物は低反発ウレタンであるということ。

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このウレタン自体はいたって普通のもので、低反発枕を触ったことがある方ならあのイメージをそのまま持っていただいて問題ないです。少しだけ低反発枕よりかは反発力があるような気もしますが。

で、この外側には枕カバーが1枚覆いかぶさるだけですので、基本的に頭を乗せたときの感覚は普通の低反発枕です。

しかし実際の感想では「六角脳枕が低反発枕だ」と意識するようなことはないんですよね。

やっぱりウレタン自体は少し反発力が強めの設定なんでしょうか。私は低反発枕はあまり好きではないのですが、そういえば六角脳枕ではあまり気になったことがないです。すぐにコロコロしちゃうからでしょうか。笑

いずれにしろ、長く同じ姿勢で寝続けることとは真逆の想定がされている枕ですので、他の枕より低反発度合いが問題になることもないと考えます。

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スリープマージピローは、前述したようにその独特の弾力性が特徴です。

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中身は同じようにウレタンの詰め物なんですが(おそらく低反発系統)、

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このように複数のウレタンが組み合わさるように潰れていくので、ウレタンの反発が起こる前にまず空気のスペースが潰れていくような感覚になるんですよね。しかもウレタン自体の反発力もかなりしっかりしていて復元も速いので、独特のモッチリ感がより強くなる感じです。

これがスリープマージピローの真髄で、まとめると

頭を乗せた瞬間はふわふわなのに、段々とモチモチしていき、最後にはウレタンがしっかりと支えてくれる

というような感じになります。実際はこれが一瞬で起きますし、姿勢を変えてもそれがずっと追いついてきます。

というわけでここの比較としては、

どちらも低反発系統のウレタンだが、頭を乗せたときに最初に感じる感覚に差がある

ということになりますね。

3.枕カバー

安眠を求めるのなら枕カバーの感触も非常に大切です。自分でタオルなどをかけたくなる気持ちも分かりますが、今回は2つともそうはできない(ならない)理由があります。

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六角脳枕の枕カバーは至ってシンプルです。というかシンプルすぎて、今どきこの価格帯で綿100%の枕カバーって他では見たことがないです。笑

私は綿が大好きなので正直気に入っていましたが、わざわざ他のものに変えない理由は、

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例のひんやり素材の収納機能がこのようにこの枕カバーに依存しているからなんです。というわけで、洗濯のしやすさなどを考えて綿100%にしたのかなと今では思っています。

あとはただ乗せたり巻いたりしただけのカバーだと凹凸にうまく馴染まないというのもあるでしょう。結局寝にくくなったりしてはもったいないですね。

寝心地という意味では誰でも想像できるもので、普通の綿を考えていただければ良いと思います。特筆して良いところはないと言えますが、万人向けであってオーソドックスなのはメリットであります。

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スリープマージピローも同じく専用の枕カバーですが、設計も特徴的です。

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レーヨン60%、ポリエステル40%という混合素材に加えて、

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ちょっと詳しいことは分からないんですが、縫い方というか生地の作り方にも特徴があるようで、これが肌触りの良さにさらに一役買っています。

普段なら綿ばかりに追いすがる私ですが、綿が一切入っていないスリープマージピローの枕カバーはこれをずっと使い続けたくなるほどの心地よさでした。しかもムレないし通気性も良く感じますね。

ここは正直六角脳枕よりスリープマージピローの方が優れていると言わざるを得ないでしょう。

4.寝やすさ

ちょっと抽象的な見出しですが、ここで言いたいのは「それぞれが狙っている安眠効果は実際どういう感想になるのか?」という率直な疑問に対する答えです。そこまでの回答が私にできるかは別として、少し書いてみます。

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まず六角脳枕ですが、先ほども言いました通り、眠りに落ちてしまえばその熟睡効果はピカイチですが、意識がある内の違和感に慣れるのには多少時間がかかります。

六角脳枕の低評価クチコミにもこれらが起因するものが多くて非常に残念だと私も思うのですが、六角脳枕に限らず、新しい枕はたった一晩使っただけで良さが分かるものではありません。

特に最初の一晩は「んっ?」という感想がまず湧くと思うんですが、それは一旦飲み込んでとりあえず寝てみてください。翌朝には驚くほど爆睡できた感覚を楽しめるはずです。
(ちなみにここはどうやら個人差があるようで、最初の瞬間から気持ち良く寝ている方もたくさんいらっしゃるようです)

ちなみにさきほどのクチコミについてですが、気になる方は下記クチコミまとめ記事をぜひどうぞ。

対してスリープマージピローです。

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こちらは逆に、眠りに落ちるまでの意識がある間にその寝心地を楽しめる枕といえます。

初めて頭を乗せた瞬間から首が楽になるのが感じ取れて、それが寝返りを打っても変わらない気持ち良さとしてずっと楽しめます。

しかしその実態は「実力派の肩こり解消枕」で、目が覚めたときに感じるのは圧倒的な首と肩の楽さです。もちろん他の枕に比較したら遥かに安眠できているのは言うまでもないですが、六角脳枕と比較するとそういう性格の違いがある、ということです。

そろそろ全体の結論にも入りますが、最も差があるのはやはりこの部分でしょう。最終的に感じ取れるその効果が違うのに相まって、眠りに付く前の感想も大きく異なるというわけです。

これは単純な比較ではないと思っていまして(そもそも同じ尺ではないと思います)、

  • なにを目的にするか
  • 自分の睡眠環境はどのようになっているか

などと上手く照らし合わせることが肝要と思います。

結論

というわけで結論です。今回はバッサリいってみましょう。

  • とにかく熟睡したい、深い眠りに就きたい、「電車での爆睡」に興味がある →
    六角脳枕 がおすすめ!
  • 寝心地も楽しみながら、やっぱり最終的には肩こりや首こりを解消したい →
    スリープマージピロー がおすすめ!

といたしましょう!

今回は性質の違いがかなりハッキリしていたのでわりと進めやすく文章量も少なめ、結論もバッサリいけたのでこれで良しとさせてください。

しかし枕選びは難しいですね…。私も今でこそどちらも持っているので悩みはしませんし使い分けもできますが、いざこういう記事を書くとどっちも捨てられない激しい葛藤がありました。笑

ぜひあなただけの良い枕を見つけて、快適な睡眠、快適な身体、快適な朝をお迎えください。
それでは!