私のサイトを読んでいただいた方は

の2つで枕の購入を迷っているかもしれません。というかこの2つで迷うのはかなり正しい道を来ていると思っていて、この時点でどちらかを選ぶことで後悔することは100%ないと私は断言できますが、最後はやっぱり自分で納得して決めたいですよね。

そんな訳でこの記事では、実際にどちらも長い期間使ったことのある私が、枕としてどこがどうなのか?という視点で細かく比較をしていきたいと思います。

この二者択一がなぜそんなにも難しいのか、そしてなぜどちらを選んでも後悔はないと言えるのか、それも併せてお伝えしていきたいです。ではでは。

今回の比較のポイント

実際の細かい比較に入る前に、両者がそれぞれどんな枕なのかおさらいするとともに、今回の比較のポイントも確認しておきましょう。

それぞれの私の単品レビュー記事は下記をどうぞ。

スリープマージピローは他にない沈み込みの仕組みが全てのキー

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テクノジェルピローをはじめとするインターネット上で有名な他の枕と違い、スリープマージピローはそこまで知名度が高くはありませんので、私のサイトで初めて知られた方も多いと思います。

それを鑑みて少しここでは詳しく紹介した方がいいかとも思いましたが、上記スリープマージピローのレビュー記事と内容が被ってしまっては蛇足となりますので、ここではある1つのポイントを紹介するだけに留めます。

そのポイントとは「スリープマージピローの沈み込みの仕組み」です。

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この枕の中材(詰め物)の素材自体は一般的なウレタンに近いものですが、それらが文字通り詰まっているわけではなく、多くの空間を開けながら立体的な造形で設計されているのです。

この結果起きることは、

このように、いきなりウレタンが潰れ始めるのではなく、まずその空間(空気)がなくなったあとに初めてウレタンの反発力が発揮されるのです。しかも見て分かる通り、低反発のようにゆっくり戻るわけでもなく、復元力自体もバッチリです。

これが意味する利点は大きく2つあります。

  1. ウレタン素材による表面的なフィット感、柔らかさや気持ち良さをまず楽しめる
  2. 低反発枕の「あの感じ」ではなく、まるで高反発枕のようなしっかりとした反発力で首をサポートしてくれる

要は何が言いたいかというとですね、

  • 「気持ち良いのにしっかり反発」
  • 「低反発なのに低反発じゃない感じ」

など、普通だったら相反するような枕の良いところを一挙両得しているんですよ、スリープマージピローは。

しかもそのウレタン自体も別に低反発ウレタンではなくて、先ほどのようにバッチリ反発力があるので安心してください。例の「ムニョー」っとした感じは一切ないです。

私はこれらを総合的に「弾力性」と呼んでいて、今まで使ってきた他のどの枕にもない最も特徴的な部分だと思っています。

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もうこれが本当に素晴らしくて、このモチモチ感と首の楽さがどうしても忘れられなくてスリープマージピローは今後も絶対手放したくないです。超おすすめです。

ゆえにスリープマージピローの結論はこうしておきましょう。

フィット感や柔らかさなどの「寝心地・気持ち良さ」と、しっかりとした反発力という「首のサポート性能(=肩こり解消スキル)」を両立させている枕

です。ここはこれで一旦次へ行きましょう。

テクノジェルピローは沈まないが包み込むような最高峰のフィット感で首を支える

テクノジェルピロー(コントアーピロー)レビュー-おすすめの枕

お次はテクノジェルピロー。

こちらは知名度も高くなんとなくどんな枕か知っている方も多いと思いますが…。テクノジェルピローについてはこのサイトの色んなところでレビューをしていますし、例によってざっくり紹介としますが、今回はあえてのポイントを取り上げてみます。

それは、ジェル単体は別にどうということはなく、特に感想はないということ。

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どんな枕か知っている方も多いだけに、あの青いイメージが強いジェルに対して実は感想がないというのはわりと衝撃的ではありませんか?

もちろんこの話には続きがあります。

テクノジェルピローの真髄はそれらジェルがたくさん集まっていることによる、信じられないほどのフィット感、自然さ、気持ち良さなんです。

要は「ジェル自体に感想はない」のではなくて、「あまりにも自然な寝心地すぎてジェルがどうこうなんて感じることすらできない」という感じです。

さらに詰め物であるかなり「ずっしり」とした反発力を持つウレタンが底に構えており、これらが総合的に頭を包み込んで首を支えてくれます。

テクノジェルピローは非常にシンプルな枕です。

  • 頭をの乗せたときの第一印象はジェルが担う→驚くほどのフィット感、包み込み、気持ち良さの提供
  • 頭の重さは中のウレタン(とジェル)が担う→計算された形状を維持しながらしっかり首を支え、肩こりもの解消に寄与

ということになります。

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表面の枕カバーはなしの状態です。この薄皮カバーの下に、例の青いジェルがあります。

唯一ポイントがあるとすれば、この特徴的な「ずっしり」としたウレタンの反発も表面にたくさんのテクノジェルがあるからこそなんだろうなということ。私見ですが、たぶんジェル自体もかなりの反発力を持っていて、結果、柔らかくて気持ち良いのに過度に沈み込まず首と頭をしっかり支えてくれるという構図になります。

結論を出しておきましょう。

フィット感や柔らかさなどの「寝心地・気持ち良さ」と、しっかりとした反発力という「首のサポート性能(=肩こり解消スキル)」を両立させている枕

で、ここまで両者の特徴をざっくりおさらいしてきましたが…。

つまり今回はどちらも路線が非常に似ている

もうお気付きと思いますが、今回比較する2つの枕はタイプが非常に似ています。というかさっきの「それぞれの枕の結論」は一字一句同じです(やや狙っている感はありますが笑)。

普通だったらトレードオフでどちらかは失われるはずである

  • 気持ち良さ
  • 支える力

がこれらはどちらも成立させてしまっているんです。超ハイレベルな戦いです。

私が数ある枕からTOP3くらいでこれらを紹介しているのも、ここが最大の要因です(ちなみに残りの1つは 「六角脳枕」 です)。

今回の比較が難しいのもここに起因していて、ざっくりとご自分の睡眠環境や好きな就寝スタイルで切り分けて選べないからなんですよね。

それを次から頑張ってやってみるんですが。

スリープマージピローとテクノジェルピローを比較!

大筋の方針は2つとも似ているとはいえ、実際に寝てみると持つ感想はかなり違います。ここからはいよいよそういう細かいところを比較しますね。

今回比較するポイントは4つにしてみました。

あえてですが、なるべく主観的な感想が多くなるよう意識しています。ぜひ参考になさってください。

1.高さ

まずは基本的な項目の代表として高さから。

単純な高さの比較だと、

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スリープマージピローは高い方が12cm、低い方が9cmです。リバーシブルでどちらでも使える設計ですが、基本的に高い方の使用をおすすめします。詳しくはスリープマージピローのレビュー記事で説明しています。

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対してテクノジェルピローは高さ9cm。これは私が持っている「コントアーピローⅡ」の9cmモデルだからです。テクノジェルピローには基本的に

  • 7cm
  • 9cm
  • 11cm

の3サイズ展開がありますので、ここから好きなものを選ぶことが可能です。

ベースサイズは以上ですが、スリープマージピローに限り購入後の高さ調節が可能です。

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例の組み合わせウレタン構造の底になる部分に1枚高さ調節用のウレタンシートを出し入れすることができるんです。見た目は地味ですが、感じる印象はかなり変わります。数字にして2,3cmほどで、テクノジェルピローのモデル選択幅といい勝負です。

一応結論も言っておきます。

私は自分に合った高さの枕を選ぶのは前提条件くらいに思っているので、この高さ調節機能などで比較するのはちょっとどうかなという考えです。

どちらも選択幅は十分にあり、多くの方はこれらで対応可能だと思うのでご安心ください。

2.仰向け、横向き

仰向けで寝るのか横向きで寝るのか、その辺りの相性などのお話です。

まず最初に確認しておきたいのは、またやっかいなことに、両者とも仰向け/横向きどちらもバッチリ対応ということ。

「基本は仰向け想定で、一応横向きも大丈夫ですよ」くらいの枕はごまんとありますが、この2つはまた見事にどちらでも快適に寝られることを推している枕です。

…が。
私個人としては結構感想に違いがあります。

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まずはスリープマージピローですが、こちらはかなり横幅が長く感じるようになっていて(というか実測でも60cmとかなり大きめな設計です)、寝返りをするときの安心感はトップレベルです。

こんなに枕から頭が落ちることを気にしなくて良い枕は他にないという感じです。

そして横向きで寝ることに関しては、そのモチモチ感がシームレスに、柔軟に対応してくれるためにどんな姿勢になろうとも気持ちよく馴染んでくれるのでかなり満足度が高いです。

スリープマージピローこそ「仰向けだから」「横向きだから」などと面倒なことを考えずに、ただただ好きな姿勢で寝ることを許容してくれる枕だと感じます。

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テクノジェルピローは、横幅の実測値は60cmを下回るくらいで、スリープマージピローとそんなに差がないかと思いきや、横幅の安心感は結構差があります。スリープマージピローは横方向にずっと同じ形状が続くので長く感じるなど、理由は色々考えられそうです。

仰向けが最高の寝心地であることは言わずもがなとして、横向きに関してですが、これは一言で説明するのは難しいです。

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複雑な面形状は「仰向け/横向きの汎用タイプ」であるための設計ですが、それゆえ横向きで寝るときは「ここが一番良いポイント!」のようにある程度の制限があります。

実際にそのスポットにハマったときのフィット感はまたもや凄まじく、横向き時の首がこの枕以上に楽なものはないのですが、気楽に寝返りを打ったりして寝続けられるかというと、そこはスリープマージピローには負けますね。

ここは「私が持っているモデルがコントアーピローⅡだから」というのが大きく関係しています。コントアーピローは「日本人の頭向けの、仰向け横向き汎用タイプ」ですが、例えばスリープマージピローのように横方向にずっと形状が変わらないモデルも存在しています。

私の今回の比較対象がテクノジェルピローの中のある1つのモデルである、ということはご留意ください。

というわけでここは、

  • とにかく気楽に好きな姿勢でなにも考えず寝続けたい→スリープマージピロー
  • 型にハマったきれいな寝方ができるので、横向き時の快適さが上の枕を選びたい→テクノジェルピロー

という感じになりますかね。無理に結論を出しているような気もしますが…。

3.沈み込み

今回最も差が顕著なのがここです。沈み込み方やその量、感覚などの部分。

どちらの枕も「寝心地と反発力が両立されている」と言ってきましたが、そのプロセスは2つで異なります。

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このダンベルは7kgで人の頭の重さ約5kgより少し重いものですが、スリープマージピローはこのようにかなりちゃんと「沈み」ます。

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この構造がまずは組み合わさるようになってからウレタンが潰れるという過程はあるものの、結果としてはこのようにちゃんと沈むので、頭を乗せている私達の感想は

  • 柔らかい
  • モチモチしている
  • ふわふわ感がある

などのようなものになります。これは本当に "弾力性" を感じるもので病みつきになりますよ。他の枕では体験できません。

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テクノジェルピローはというと、見てください、この安定感。枕自体もほぼ動じない信頼さがやはり佇まいからも溢れ出ていますね。笑

ウレタン自体の反発力というか、硬さという表現の方がいいのかもしれませんが、とにかく詰め物の差が最も大きく、このような結果になっています。

しかし頭を乗せたときに感じるのは

  • 硬い
  • ゴツゴツしている

などは一切なく、

  • まるで枕がないかのような自然さ、フィット感

がただあるのみです。

そして、この計算された複雑な面形状がウレタンとテクノジェルによって維持されたまま頭を支えてくれるので、結果として首が楽になるということです。

表面的な柔らかさや気持ち良さはあるものの、スリープマージピローのような「ふわふわ」「モチモチ」というところまではテクノジェルピローにはありません。

ここが大きな差と思っています。優劣は…つけられないです!!笑

個人的な普段の好みは弾力性のスリープマージピローですが、疲れているときは柔らかくてなんか余計疲れる気がするのでテクノジェルピローで寝たりしています。参考までに。

それとちょっと余談ですが、スリープマージピローの方が沈み込みの量が多い分、高さの許容幅も大きいです。「実際にはそんなことないだろ」と思いたくなるのは分かるんですが、事実そうなんですよね…。

そんなわけで、高さ調節シートもありますし、高さ選択をしなくていいスリープマージピローの方が気軽に選べるのは間違いないです。正直ここはメリットになりそうですね。

4.肩こりや首こりの解消

最後に、最終目的である「肩こりや首こりはどう改善されるのか?」についてです。

これも先に結論を言っておきます。

どちらを選んでも、今あなたがお使いの枕で寝るより圧倒的に肩こり/首こりは改善されます。

それもびっくりするほどの効果によって、です。

単なる「高さ調節が細かくできる枕」などとは違う、明らかなこれら特有のポイントがこのような結果を生んでくれていると確信しています。なぜなら、実際に私が使ってそれを経験しているからです(信憑性がないのは承知しております…)。

ただし、例によってその解決のプロセスは双方で微妙に異なります。以下簡単にまとめてみますね。

スリープマージピローは、

柔らかさを利用した文字通り「柔軟な対応力」で、どんな姿勢でも首との隙間をきれいに埋めて無駄な負荷をなくしてくれる

というサポートシステムです。

肩こり解消を目的とした枕は首をしっかり支える力のために硬い高反発などになってしまいやすいですが、スリープマージピローはその柔らかさを上手く利用して色んな姿勢に対応できるようにしながら首を支えてくれるというわけです。

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さっき上でもお話しましたが、「どの姿勢でも気軽に寝られる」というのはそれだけでメリットなのに、「どの姿勢で寝てもしっかりと首を支えてくれる」というおまけまでついているんですよ。本当に素晴らしい枕です。

テクノジェルピローはというと、

柔らかさで対応するのではなく、既にバッチリ計算された面形状がしっかりと頭と首を包み込み、首に一切無駄な刺激を与えない/リラックスさせる→肩こりが起きない

というメカニズムです。

これを見ると

「そのバッチリ計算された形状に自分が合っていない場合はどうなんのよ?」

とお思いになるでしょうが、そこでテクノジェルの出番ですよ。

常識的な範囲の体型、頭の形、首のスタイルなら、誰が寝ても驚きのフィット感が得られるのがテクノジェルピローの真骨頂です。本当にそうなのでそうとしか言えないんですが、これだけ多くの人に愛されているのがその証拠とも言えるでしょう。

ここは絶対安心してください。

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さらに特徴としてあるのは、不必要な柔らかさがなく常にしっかりとした反発があるおかげで、無意識的に首が疲れるような感覚がなくなるということ。

さっき言いました「疲れている気がするときはスリープマージピローではなくテクノジェルピローで寝る」というのはこのためです。やっぱりなんとなく楽な気がするんですよね。言葉では説明できなくてもどかしい…。

あと私個人としては、

  • あまり眠くないときはスリープマージピロー
  • 長い時間寝ることが分かっているときはテクノジェルピロー

のような使い分けも頻繁にします。

あまり眠くないときは意識のある時間が長いので、個人的に好きなモチモチ感を長く楽しみたい→スリープマージピロー

長時間柔らかい枕だと首が疲れることがある(経験則です)ので、しっかり寝るならテクノジェルピロー

みたいな感じです。

少しは両者のイメージが掴めて、ご自分に合うスタイルがどちらか分かりましたでしょうか??

結論

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結論という見出しにしてまいましたが、正直この2つは私も「どちらか一方」という結論は出せる自信がないんですよね…。
(どっちかを捨てろと言われたら悩みすぎてまた肩こりになると思います笑)

-----以下私の悩み-----

スリープマージピローはデザイン的に選択肢がないのは本当に惜しいです。

色々考えられた上であの紫を基調としたデザインになっているそうですが、若くもない男性があの配色の枕をメインで使うのはやっぱり気が引けるというのは正直あります。

かと思うと、テクノジェルピローはこれはこれでベッドやシーツのランクを上げないと枕の高級感だけが目立ちすぎるんですよね。枕単体で考えがちですが、ベッドルームを総合的に考えると扱いが難しいです。

ものとしてはどちらも最高品質であるのは間違いなく、目的である肩こり解消も間違いなく効果があるだけに、やはりこの二者択一は苦渋の選択となりそうです。

そんなわけで(?)、もうこの際「どっちも買ってしまう」というのもアリだと思いますよ。笑

ぶっちゃけ論すぎるように思いますが、例えばご夫婦で買って交換しながら使ってみるとか(枕カバーも選択できるので安心してください)、色々やりようはあると思います。

私もちゃんと機能的に使い分けられているので、ひとりで2つを所持しても長い目で見たら絶対損はないと思いますし。

ここまででもまだ迷っている方は、各公式サイトでもう少し情報を集めるなり、私がまとめたそれぞれのクチコミを見るなどもおすすめです。

ではでは、長くなりましたがこの辺で。
冒頭でも言いましたが、ここの選択に辿り着けている時点で、一歩先が枕探しの旅の終わりになるのは間違いないですよ。

ご自分に合う良い枕と出会えることを願っております。
それでは!